フレームワーク
私が、IT開発による新規事業を考察する上でのフレームワークをご紹介します。
1 前提の知識
(1)自分の得意分野のビジネスなのか、もしくは、(2)もしくは、自分がその分野を徹底的に調べたとといえるかを考えます。徹底的なリサーチは、ビジネスの考察の前提です。
2 競合の調査、外国の商品の調査
(1)競合のビジネスについてコピーできる部分は、コピーする前提で考えます。(2)外国の優れたビジネスをそのままコピーにして日本に持ち込めないか、考えます。仮にこれができれば、一番効率のよい方法です。
3 既存のビジネスとは全く異なること、1番になれるビジネスであること
(1)既存のビジネスとどこが違うのか、一言で説明できるか考えます。
(2)お客さんの課題について、その方法が1番よい方法といえるかを考えます。
4 知名度
商品完成したとして、知名度のない商品をお客さんが使ってくれるであろう仕組みを考えます。BtoC取引であればハードルは探しますが、BtoB取引であれば、知名度の高い企業の協力が不可欠です。
5 システムの改修と、現場の協力
(1)システム屋は現場の仕事を知りません。現場の人間は必要な機能を正確に伝える技術を持ちません。1回で完成させるのは難しいです。
(2)現場で、未完成のシステムを使ってもらって意見をもらう必要があります。(3)1億の予算を確保して、1000万円のシステムを10回作るぐらいの覚悟が必要です。
(4)現場の協力が必要であり、現場とのコネクションが必要です。
6 強みの構築
もし、自分のビジネスが上手くいけば、大企業が同じビジネスをして追いかけてくる可能性があります。システムの外形部分はコピーしやすいという特徴があります。目に見えない部分での強み(真似できない部分)を持っている必要があります。
7 特化型のサービス
集中投資が基本です(ランチェスター戦略)。例えば、グーグルやマイクロソフトを目指すのではなく、スラックや、ズームなどの特化型のサービスを目指すべきです。
ターゲットの問題について、既存のシステムにない方法で、シンプルな方法で解決できる確認が必要です。
8 資金調達
プロトタイプが完成して、お客さんが使用してくれており、お客さんがお金を払ってくれている状態でなければ、VC等からお金を確保することは難しいです。VCは、将来性を実証した商品について、宣伝費や改修費しか出してくれないと表現してもよいかもしれません。
それまでの期間、どうやって資金繰りをするのが具体的な施策が必要です。